僕が東大合格のために使った生物の参考書・問題集を紹介したい

みなさんこんにちは。コマバノカブト(@komabano_kabuto)です。

「生物には良い参考書や問題集がない」

これ、生物選択者なら必ず一度は耳にする言葉ですよね?でも、果たして本当にそうなのでしょうか?

結論から言うと、生物にも良い参考書・問題集はあります。

ここでは、僕が東大生物を突破するために使ってきた色々な参考書や問題集、そして僕の東大や医学部に進学した友人が使っていて良いと言っていたものの中から、本当におすすめできるものを厳選して紹介していきます。

教科書が一番大事

参考書・問題集を紹介する前に、ひとつ言っておかなければならないことがあります。

それは「生物では教科書が一番大事」だということです。

生物小僧

参考書じゃなくて教科書かよ!
まあまあ、落ち着くんじゃ。

バイオロじい

入試の基本的なルールとして、「教科書に書いていないことは前提知識として使ってはいけない」ことになっていて、これは裏を返せば、「教科書に書いてあることは説明なしで問題文に出して良い」ということです。

生物という科目の性質上、記述問題が多いので「教科書に何が書いてあって何が書いていないのか」を把握しておくことが非常に重要になってきます。

また、教科書は大体どの出版社のものでも内容が簡潔に、しかも分かりやすくまとまっています。

なので、教科書を何回も何回も読み直して、自然とどこに何が書いてあるかを暗記してしまうくらいまで教科書を読み込むことがまず大事です。

教科書も出版会社によって扱う内容・記述に差があります。あくまでも個人の見解ですが、出版会社ごとの特徴を下にまとめておきますね。

教科書出版社それぞれの特徴
  • 数研出版  (標準的:これの内容は必須)
  • 東京書籍  (かなり先進的)
  • 第一学習社 (やや先進的)
  • 啓林館   (やや旧課程的)

個人的なおすすめは数研出版ですが、既に学校で使っている教科書を持っている人はそれを使用して全く問題ありません。何よりも教科書を完璧にすることの方が大事。

それを踏まえた上で、さらなるレベルアップにおすすめの参考書・問題集を紹介します!

参考書

大森徹の最強講義117講 生物[生物基礎・生物]

生物のレジェンド講師大森先生が書いた参考書で、これはもう参考書というより辞書に近いです。

次に紹介する田部先生の『生物合格77講』と共に圧倒的な情報量で、高校生物で分からないことに遭遇したときには大体これを開けば解決できる。難関大受験生は絶対持っておいたほうがいい一冊。

カラーで図解が豊富な田部先生の『生物合格77講』よりは情報量の面では若干劣りますが、ポイントが分かりやすい構成になっていて、個人的にはこちらのほうが使いやすかったです。

生物合格77講【完全版】

大森先生の『最強講義117講』と双璧をなす参考書で、教科書に全く載っていないかなり細かい情報まで書かれています。全ページフルカラーなので、図解がしっかりしていた方が好きな人はこちらがおすすめ。

僕はなぜか『117講』と『77講』を両方とも持っていましたが、さすがにどちらかだけで大丈夫です。

あと、『117講』と『77講』じゃ40も講義内容が違うの!?って思いがちですが、情報量や厚さはほぼ同じです。(書店で確かめてみて下さい)

生物用語集 (駿台受験シリーズ)

こちらも言わずと知れた名著。上の2つと大きく異るのは、「用語集」という名の通り全体の網羅性よりも、用語一つ一つの意味が分かりやすく丁寧にまとまっています。

あと上の2つより圧倒的に薄いので持ち運びやすいです。(これけっこう重要)

本書は、論述問題対策をする際に大活躍します。本書に書いてあることがそのまま模範解答になってしまうくらい過不足ない内容になっています。

東大、医学部といった難関大を受験する人はこれも持っておいて損はしません。

購入例を挙げておくので参考にしてみてください↓

参考書の購入例
  • 東大、京大、医学部受験生→『117講』 or『77講』+『用語集』
  • その他の難関大受験生→『117講』 or『77講』or『用語集』
  • 上記以外の受験生→基本的に教科書をベースにして『用語集』を併用

問題集(基礎〜入試初級レベル)

生物(生物基礎・生物)基礎問題精講

『最強講義117講』の大森先生が書かれた問題集で、基礎固めの問題集としてかなり完成度が高いです。

「基礎」と書いてありますが、問題集一冊の中で

  • 必修問題
  • 実戦問題
  • 演習問題

の3つのレベル分けがされており、特に演習問題は実際の入試問題から作られているのでそこそこ難しいです。

僕は生物の知識がゼロの段階からこの問題集を始めて、3周したらかなり生物の網羅的な知識が身につきました。

「生物を勉強したてで何から始めたら良いか分からない」という人には、まずこの問題集を勧めたいです。

大森徹の生物 遺伝問題の解法

これまた『最強講義117講』の大森先生の本ですが、これもめちゃくちゃ良い問題集です。

この問題集は、多くの人が苦手とする「遺伝問題」にフォーカスした問題集で、これさえしっかりやっておけばもはや遺伝問題はボーナス問題と化します。これはマジです。

この本のすごいところは、遺伝に関する知識がゼロから始められて気付いたらいつの間にか入試上級レベルの遺伝問題が解けるようになっているところです。

まさに「遺伝問題のバイブル」なので、できるだけ早いうちから手を出しておいて、定期的に解き直すことをおすすめします。

問題集(入試中級〜上級レベル)

ここから先は、主に難関大学の受験生向けの問題集になります。

生物[生物基礎・生物] 標準問題精講

本書は主に難関大学の入試問題から、典型的な入試問題や、新しいトピックを題材とした入試問題をチョイスした構成になっています。

本書の良いところは、別冊の解答がすごく丁寧で分かりやすいところで、解説だけでなく、関連するトピックについてのコラムも充実していて読み物としても楽しめます。

問題のレベルとしては、基礎問題精講よりだいぶ難しく、さらに難関大学の生物では頻出の「記述問題・実験考察問題」が中心なので、はじめは解けなくても萎える必要はありません。

僕自身も一周目はほとんど間違えました…。

大事なのは、「問題を通してそれぞれの問題のテーマについて知ること」です。

知らないテーマ・知識が出てきたらその都度教科書・参考書で確認する作業を繰り返すことで、生物という科目の深いところまで分かってくるようになるはずです。

生物記述・論述問題の完全対策

駿台予備校講師の指田先生による、記述・論述問題に特化した問題集です。

本書には典型的な論述問題が110題取り上げられていますが、そのどれもが難関大学受験生にとっては必須の問題です。

俗に「知識論述問題」といいます。要は単語の穴埋め問題と同じ知識問題です。

特に、東大や医学部受験生は、本書の問題に即答できるようになってからがスタートラインといっても過言ではありません。この知識論述問題をコンスタントに正答できるかどうかが合否の分かれ目と言っても過言ではありません。

本書の問題一つ一つには採点基準がついているので、自己採点の難しい記述問題でも自習することが出来るのが本書の強みです。

とにかく、ここに載っている記述問題はどれも典型なので、ほぼ暗記してしまうくらいの勢いで取り組みたいです。

MEMO

どうしても覚えられない問題は、「暗記用ミニノート」を駆使して覚えましょう。

【東大生の暗記法を公開】暗記用ミニノートのススメ

全国大学入試問題正解 12 生物

「生物に良い問題集がない」と言われる理由の一つに、「生物学は比較的新しい学問なので、過去の知識が古くなるスピードが速い」というのがあります。

入試問題の多くはその大学で研究の最先端を行く先生方が作っているので、生物ではトレンドの移り変わりが速いのです。

そこで、ある程度問題演習を積んだら、すぐに本書を始めてしまうことをおすすめします。

本書は、その年の全国の主要大学の入試問題を集めたもので、本書を解いていくと生物の入試問題のトレンドを実感することも出来ます。

また、生物という科目は他の科目よりも早めに過去問に手を付けられる科目でもあるので、趣味のように勉強の息抜きとして本書を解き進めていくことができれば理想です。

応援が励みになります。ポチッとお願いします↓
東大生ブログランキング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です