元物理選択のFラン大学生が、生物で東大に再受験して合格した話

みなさんこんにちは。コマバノカブト(@komabano_kabuto)です。

今回は僕が受験生物の知識ゼロの状態から、東大生物で8割(60点満点中47点)とって合格するまでを振り返ってみたいと思います。

生物選択で東大を受験したいけど、まだ何も手を付けていない!何からやればいいか分からない!といった方の参考になればと思います。

めっちゃ長いので時間あるときに読んでもらえればありがたいです。

東大受験を決意するまで

生物学との出会い

詳しくはまた別の記事で書きますが、僕は以前別の大学に通っていたことがあります。つまり、再受験で東大に入学しています。

その時は物理選択として大学入試を受け、その大学では物理系の勉強をしていたのですが、勉強していてどうもしっくりこないというか、あまり物理学というものに興味を持てていませんでした。

ある時たまたま、その大学の分子生物学の教授とお話する機会があり、話しているうちに「あれっ、なんか生物学面白そうじゃね…??」と感じ始めます。(そのときは話の半分も理解出来なかったのですが、全く未知の世界を垣間見たような、そんな感覚になったのです。)

その時はじめて、「生物学って何だろう?ちょっと勉強してみようかな〜」という気持ちが芽生えました。

ちょうど夏休みで時間もあったので、妹が使っていた高校の生物の教科書をなんとなく引っ張り出してきてパラパラ読んでいるうちに、じわじわと「あれっ…もっとちゃんと高校生物を学び直したいぞ…!」という気持ちになってきてしまいました。(物理選択には関係ないと思っていたので高校生物の成績は5段階中3でした。笑)

その時読んでいた『僕らが毎日やっている最強の読み方』(佐藤優・池上彰 著)という本の中で、社会人が「高校の勉強をやり直したい!」と思ったときに、スタディサプリで高校の勉強をやり直すのがおすすめだと書いてあり、「月1000円位だしまあやってみるか」という感じで試しに高校生物の講座を受けてみることにしました。(そうです本当に暇だったんです…笑)

参考 【佐藤優】私がスタディサプリを「学び直し」に使う理由Newspicks

講師は東大大学院卒の牧島央武先生という若いスポーツマンっぽい先生で、むちゃくちゃ分かりやすくて、生物の知識ゼロの僕でもスッと理解できました。

あと、先生の口調がすごく優しいのも良かった。

Youtubeに短い動画があったので載せておきます。

スタディサプリで牧島先生の授業を受け始めたところ、「生物っておもしれー!!!」という”生物ーズハイ”になってしまい、2週間かけて40コマの授業を受けきってしまいました。

一応バイトもしてたんですが、大学生の夏休みって無限に暇なんですよ。いやぁ、暇って恐ろしいね。。笑

スタディサプリはこちらのリンクから飛べます↓

無料期間もあるので、やめること前提で一度登録してみるといいと思います。

もっと生物学を勉強してみたい!でも…

スタディサプリで授業を受け終わると、ますます生物の勉強が楽しくなってきて、大学の授業では感じられなかったワクワク感のようなものを感じている自分がいることに気付きました。

それと同時に、段々と「大して面白いと感じてもいない今の大学に通い続けるのが果たして正解なのか?」という気持ちも大きくなっていきました。

夏休みが明けてからも、毎日のように「どうしよう、どうしよう」と考えまくった結果、もう居ても立っても居られなくなってきて、両親に相談することにしました。

僕の家は特段裕福な家庭というわけではないですし、両親に今の大学を辞めて他の大学で生物学の勉強をするというのを納得してもらうには、流石にそれなりの理由が必要です。

そこで、もういっそのこと「東大に行きたいから」と言ってしまえば納得してもらえるかも…?と今思えばすごく短絡的な考えのもと打診してみました。

すると、「本気で取り組むなら」という条件付きで、なんとあっさりオッケーしてもらえました…!

絶対に反対されると思っていたので、これは想定外でした。

あとでなんで東大受験を了解してくれたか聞いたら、「なんか鬼気迫るものがあって、これは本気だなと思ったから」だと言っておりました。パパサンキュー。

そんなこんなで、急転直下、東大を目指すことになったのです。

東大受験生活スタート!(1年目)

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かぶと

「思い立ったが吉日。東大受かってやるZEEEE!!」

そんな感じで威勢よく東大を受験することになったものの、大学受験から3年以上が経過していて、もうほぼ受験の記憶など皆無に等しい状態でした。

というか現役のときも東大の問題なんて難しすぎて解けた記憶なんてなかったことに気付きました。(もっと早めに気づけよ)

一応、大学で英語の論文に触れる機会はあったのでなんとなく英語はちょっと読めるかな…くらいな感じでしたが、数学はもう壊滅的。

数学なんて大学受験以来1秒もやっていなかったので、「判別式???なんだっけ??」というレベルからスタートしました。

まあ、数学の苦労話はまた別の機会にとっておくとして、今回は生物に限った話をしましょう。

大学受験からかなり遠ざかっていた僕にとって、一番最近勉強した教科が生物になっていたため、とりあえず生物を1ヶ月でそこそこのレベルまで持っていくことにしました。

1年目・9月(基礎固め)

とりあえずスタディサプリで高校生物の基礎は習いましたが、基本的に、

授業を受ける→簡単な確認問題を解く→次の講座へ進む

という流れだったので、圧倒的に問題を解いた経験が少なく、知識が定着していないな、と感じていました。

そこで、「生物 おすすめ 問題集 基礎」でググると、『生物基礎問題精講(旺文社)』が良さそうだったので、とりあえずそれを解きはじめました。

最終的に一ヶ月かけてこの問題集を3周したのですが、3周終わってみて生物の知識がかなり定着して来たのを実感しました。

とりあえずはじめの一冊としておすすめしたい問題集です。

1年目・10月(苦手分野の克服)

基礎問題精講で基礎固めはわりと出来てきたものの、遺伝の計算問題と、知識系の論述問題に苦手意識を持ったままでした。

そこで、またしてもGoogle先生に、

「生物 遺伝 おすすめ」、「生物 知識 論述 おすすめ」

で質問したところ、『遺伝問題の解法(旺文社)』『生物記述・論述問題の完全対策(駿台文庫)』の二冊が良さそうだったので、その二冊に取り組み始めました。

一応買う前に書店でパラパラと中を見て、良さそうかな、と思った上で購入しましたが、なんとこの二冊の問題集もすごく良い問題集でした。やっぱGoogle先生すごいわ。

これまで遺伝問題を解いて解答を読んでも「???」の連続だったのが、『遺伝問題の解法』のおかげで遺伝問題がめちゃくちゃ得意になりました。

これが1200円位で買えるのは安いと思えるくらいコスパの良い問題集です。

『生物記述・論述問題の完全対策』は抑えるべきポイントと採点基準が載っていて自分で採点できるので、自分のように誰かに添削してもらえる環境にいない受験生にとってすごくおすすめです。

ただ、知識系の記述問題はなかなか覚えるのが大変だったので、記述用のミニノートを作って、どうしても覚えられない問題を毎日トイレやお風呂などでチェックできるようにして覚えるようにしました。

こんな感じで書いて覚えていました。

暗記用のミニノートについてはこちらを参照↓

【東大生の暗記法を公開】暗記用ミニノートのススメ

最終的にこの二冊も3周すると大体理解できるようになりました。

これまでの受験勉強から僕が得た学びを皆さんにも共有しておきます。

MEMO
  • 大体の問題集は3周を目安に取り組むと定着しやすい
  • 覚えた方がいいと思われる知識、どうしても覚えられない知識は小さいノートにまとめるといい

1年目・11月(実験考察問題との遭遇 )

今までは基礎的な問題集ばかりやってきたこともあって、「あれっ、生物ってけっこー楽勝なのか??」などと調子に乗っていましたが、当然そんなはずもなく、「実験考察問題」というものに遭遇します。

実験考察問題とは

高校生物の教科書には乗っていないような実験の手順やその実験結果が問題文として与えられ、その実験から考察できることなどを問題の指示に従って自分の言葉で記述していく問題。

東大・京大・医学部といった難関大では頻出。

この頃から始めた『標準問題精講(旺文社)』は主に難関大の入試問題からチョイスされた良問が載っていて、その問題の多くは「未知の実験についての説明文を読む→考察問題」という流れになっています。

とりあえずまず1周しようと思い、取り組み始めたところ、

「まじで全然解けねえ。」

もう顔面蒼白。生物への自信は一瞬にして崩れました。

まず、「そんな実験知らねえよ!」「考察ってどうやって書けばいいん???」という疑問が常に頭に浮かぶ状況でした。

これはヤバいぞ…と思ったのですが、周りに教えてくれる人は皆無だったので、「実験考察問題の解き方」をググったりしてどうにか『標準問題精講』を3周して、なんとなく考察問題ってこういう感じなのか…?というのがうっすらと分かってきました。正直この時が生物勉強してて一番きつかった。

このほかにも『全国大学入試問題正解 生物』もちょいちょいやってました。これは一日に一問ずつお守りのように解くといいです。

1年目・11月(はじめての東大模試)

自分が高校生の頃、東大模試を受ける人に対しては畏敬の念しかありませんでした。みんな化け物みたいに勉強ができる人たちばかりで、自分なんて当然足元にも及びませんでした。

まさか数年を経て自分が東大模試を受けるなんて、誰が想像したでしょうか。

まさに人間万事塞翁が馬です。

なんかもう、「東大模試を受ける」というそのイベントだけで胸がいっぱいでした。それと同時に、受験勉強開始から実質2ヶ月で一体どこまで行けるのか。それを確かめたいというワクワク感もありました。

11月の東大実戦の結果がコチラです。

バンッ!

なんと予想以上の結果でびっくりしました。

生物半分も取れてるし英語こんな取れると思わなかった!

まあ数学は死んでるんですが…笑

そしてまさかの受験勉強開始から2ヶ月でB判定がとれてしまいました…!しかもA判定まであと2点。

たった2ヶ月に過ぎませんが、起きてる時間のほとんどの時間を受験勉強に当てている中で、「東大行くって言っちゃったけど、俺って本当に東大受かるのか…?」と自分でも半信半疑で勉強を続けて来ましたが、

この結果が出てからは「俺、本当に東大に行けるかも知れない」と思えるようになり、東大受験に完全にシフトしました。

1年目・12月(東大の過去問との格闘)

12月に入り、ようやく東大の過去問に着手し始めました。

おそらく他の東大受験生たちは夏頃から過去問をやっていると思うので、かなり焦っていました。

生物の過去問をやってまず思ったのが、「量がめちゃくちゃ多い」。問題文だけで見開き4ページもあることもあり、それが実質6題。

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かぶと

まじで読書かよってレベルで活字を読むことになる。

東大は理科で150分与えられているので、生物には単純計算で75分かけられますが、75分じゃ到底終わるわけがない量だと感じました。

それでもなんとか40点前後は最低でも確保しなければならないので、どうしようかあれこれ考えたところ、「知識問題を高速で解けるようにする」ことと、「難しい考察問題は潔く飛ばす」ことにしました。

東大生物は実験考察問題がメインですが、大問の初めには必ず単語の穴埋めや、知識論述問題がいくつかあり、そこである程度の点数(平均15点分くらい)を確保出来ます。

すべてを解ききるのは難しいと判断して、知識問題を正確に素早く処理することで、東大生物といえど点数が安定してきました。

12月後半になると、さすがにセンター試験の対策をしなければならなかったので、東大の過去問は3年分くらいしか出来ませんでした。

1年目・1月(久々のセンター試験)

数年前センター試験を受けた時、めちゃくちゃ緊張して「ああ、もう二度とセンター受けたくない」と思ったのだけは覚えていたので、久々のセンター試験は憂鬱でした。

1月はセンター試験まではほぼセンターの勉強に割きました。

古文単語とか倫理政経の知識とか全部忘れていたので気合で覚え直しました。めっちゃきつかった。

センター試験当日。所感はこんな感じ。

  • 倫理政経。久々のセンター試験。ドキドキがヤバい。試験開始。うん、まあいくつか分かんないやつあったけどそこそこできたかな。
  • 国語。センターの鬼門。開始前からドキドキがヤバい。手が震える。開始から5分くらい経って漢文を解いている時、極度の緊張からかものすごく吐き気がしてきた。このままじゃマジで吐くなと思い、手を上げてトイレに連れて行ってもらう。トイレまでの道を歩いているとちょっと落ち着いてきた。トイレに着く。ズボンのチャックを下ろそうとすると、チャック全開だったことに気付く。ここまでセンターをチャック全開で受けていたことにひとりでニヤニヤする。なんか気持ちが和む。試験室に戻って解答を再開する。なんか分からんがスムーズに解ける。なんとか時間内に全問を解答できた。
  • 英語。まあ、いつもどおり。特に言うことなし。
  • 英語リスニング。同上
  • 数学ⅠA。数学は計算ミスだけはしないように注意。ひとつ解けない問題があったが、まあいいか。
  • 数学ⅡB。たまにハマると崩壊する危険のある科目。問題文を読み落とさないように慎重に解く。数列の最後が出来なくて悔しかった。多分大丈夫なはず。
  • 生物。うん、多分できたはず。
  • 化学。やっと化学まで来た。怪しいやつが3つほどあるが大丈夫か…?

そして久々のセンター試験の結果がコチラ。

なんと、まさかの853点/900点。

受験勉強開始から4ヶ月。

さすがにこの時ばかりは自分のことを天才かと思いました。

国語で気分悪くなったときはもう終わったかと思いましたが、トイレでチャック全開だったことに気付いてリラックスできたのが良かったのかも。

先にネタバラシをしてしまうと、この年の東大受験は落ちるのですが、このセンターであまりにも良い点を取ってしまったことが敗因だと思っています。詳しくは後ほど。

1年目・1月2月(魔のセンター試験後)

センター試験で思ったより大分良い点が取れた僕の頭の中は、「いや、もうさすがにイケるんちゃう!?」「東大入ったら何しようかなぁ」などと完全にお花畑状態になっていました。

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バイオロじい

受験勉強を始めて、たった半年で受かるほど東大が甘いワケないんじゃよ。。

そうなんです。過去問だって3年分しか解いてなかったし、数学に関しては複素数すら未習でした。(僕が現役のときは複素数は範囲外だったのです)

あろうことか、センター試験後という、最も成績が伸びる大事な時期に気を緩めてしまったのです。

とりあえず過去問10年分くらいやればいっか。みたいな感じで完全にナメていた。

そうこうしているうちに、あっという間に東大入試本番を迎えます。

東大入試本番、そして伝説へ…

入試前日は正門近くのホテルに泊まり、開門時間くらいに正門に向かうとまず人の多さに圧倒されました。

人、人、人。

人の流れに流されて正門をくぐると、いかにも由緒正しそうな建物が並んでいて、「ここが東大かぁ…!」と感動しました。

謎に自信のあった僕は、「早く始まってほしい」などと無邪気にワクワクしていました。

そうこうしているうちに試験開始。

  • 国語。漢文、古文と順調にクリア。現代文はとりあえず漢字は全部当てられたはず。120字の要約問題もそれなりに書けたぞ。
  • 数学。よし、ここが勝負や!一周目……全く解けない。いや待て、落ち着け。焦るな。まだ大丈夫あと100分ある。二周目……未だ0完。焦るな焦るな…。あれっおかしいないつもなら確率は解けるんだが…。まだあと30分ある。まだいける…!うーん、解けないぞ…。試験終了。見事に爆死しました。
  • 理科。昨日の数学の爆死が尾を引いてるが、切り替えよう。まずは生物から。予定していたギリギリの80分かけてしまい数問残して化学へ移行。化学はまずまずかな…。
  • 英語。数学の失敗を取り返すぞ!リスニングマジで音質悪いんだが。てか過去問より数倍速く感じた。リスニングでペースが乱れやや死。

所感はこんな感じ。まるで豆腐のような手応え。

終わった直後は自分への失望感でいっぱいでした。

もっとやれたはず。

そんな後悔が心の中に渦巻いていました。

合格発表まで何をしていたか、ほとんど記憶がありません。多分ひたすら後悔していたのだと思います。

そして合格発表の日。

もしかしたら…という淡い期待も虚しく、自分の受験番号はありませんでした。

東大の良い(?)ところは不合格者には試験結果が合格発表の翌日には届くところです。

試験結果がこちら。

案の定数学は散々で、英語もダメダメでした。

唯一生物は合格ライン付近に行けたのは救いでしたが、東大で生物学の勉強をしたいのに、さすがにこの成績で東大に入っちゃまずいだろうという気持ちもありました。

東大の不合格通知には「ランク」が載っていて、ありがたいことにAランクをいただきました。

世界で一番嬉しくないAランク。

センターの点が良かったこともあり、合格最低点まではあと7点くらいでした。

そしてセンター試験の点数が850点を超えているにもかかわらず、理二に落ちるという超レアパターンを生み出してしまったことに気付き、さらに凹みました。

センター後にもっと頑張れば行けたかもな。俺は馬鹿だ。

そんなことを考えて悔しさで涙が出ました。

さすがに親に申し訳ないなと思ったので、「ごめん、ダメだったわ」と父に不合格通知を渡しました。

「たった半年でここまで来るなんて凄いじゃないか。また来年も受けるか?」

きっと、「東大なんて無謀なんだからやめておけ」的なことを言われると思っていたから、父からの予想外の言葉に驚いたし、なにより嬉しかった。

それと同時に、「来年こそはぶっちぎりで受かってやるんだ」と強く心に誓いました。

東大受験生活2年目!

はじめての浪人生活

合格最低点まであと数点だったこともあり、「東大に合格すること」を条件に親が予備校に通わせてくれました。ほんとありがたいね。親孝行しなきゃだね。

予備校に通うために大学は辞めました。背水の陣です。

前の大学には現役で行っていたので、はじめての浪人生活です。浪人生ってどんな感じなんだろう、と少しワクワクしながら教室に入ると、なんというか、高校と同じイメージでした。

大学の大教室に慣れていたので、隣の席とか懐かし〜ってなった。

予備校では東大コースの一番上のクラスに入ることができ、理三にあと数点足りなかった、みたいな人たちがゴロゴロいる中で勉強出来たのはかなり貴重な経験でした。むちゃくちゃ刺激を受けた。

そしてお待ちかねの生物の授業。まさに東大生物のプロ、という先生が直接教えてくれる講義は毎回目からウロコでした。

そして初めて、自分の生物の記述を添削してもらう経験をしました。

ほぼスタディサプリでしか生物の講義を受けていないので、生物学特有の「言い回し」や「方言」が全く出来ていないことを指摘してもらい、自分の解答を添削をしてもらうのが楽しくて仕方ありませんでした。

生物に関しては、予備校での一年間はほぼ新しい問題集などはやっていません。主にやっていたのは、教科書を読み込む、知らないことに遭遇したら暗記用ミニノートに書いて覚える、先生に添削してもらう、の3つです。

もはや生物は一番の得意科目になっていたので、駿台・河合の夏・秋の東大模試で40点を切ることはなくなっていました

参考までに浪人時代の東大模試の偏差値と理二の判定です。

浪人時代の東大模試の成績
  • 駿台(8月):合計点の偏差値66.9。A判定
  • 河合(8月):合計点の偏差値67.1。A判定
  • 駿台(11月):合計点の偏差値68.1。A判定
  • 河合(11月):合計点の偏差値73.2。A判定

一年前とは打って変わって、A判定しか取っていません。これだけ勉強したのだから理三もいけるか!?と思いましたが、最高でもB判定がやっとで、やっぱり理三は格が違うな〜と感じました。

よく浪人生活はキツい・予備校はつまらないという話を聞きますが、僕は必ずしもそうとは限らないのかな、と感じました。

確かに、メンタル的にはキツい時もありますが、どんな授業にも毎回新たな発見があって「へ〜そうだったのか!」ということの連続で、どちらかというと楽しかったです。

少なくとも一人で部屋にこもって勉強するよりずっと気持ち的に楽でした。(もちろん人によると思いますが)

そんなこんなであっという間に浪人生活は過ぎ、センター試験、東大入試本番を迎えました。

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かぶと

浪人中の話も色々あるんですが、長くなってしまうのでまた別の機会に。

センター試験本番!

ここはあまり特筆すべきこともないので、割愛します。

結果は833/900で、去年からは20点も下がってしまいましたが、まあまずまずといったところでしょう。

というか、一年前みたいに変に高得点取って浮かれることのほうが怖かったので、これくらいでホッとしたというのが正直なところ。

気を引き締めて二次試験へ。

東大入試本番!(1年ぶり2度目)

一年前の反省を活かし、センター試験後にさらにギアを入れて勉強しまくりました。

過去問は10年分を2回やって、駿台と河合が出している東大模試の過去問を解きました。

もう、ここまでやったんだし落ちたら仕方ないわ。

そんな悟りの境地でした。

去年は邪魔でしかなかった予備校の応援も、今年はお世話になった先生がいて、すごく心強かった(笑)

正門をくぐる前に誰かに名前を呼ばれたような気がして振り返ると、父が人の波に飲まれながら「グッドラック」と声をかけてくれました。

なんだよ。来てくれるなら来るって言ってくれればいいのに。しかもグッドラックって。キムタクかよ。

僕はなぜか涙を流しながら試験会場に向かう変な人になりました。

そんなこともあって、二回目の東大入試はリラックスして受けられた気がします。

数学でも2完2半はできたかな、という感じで、大成功ではないですが、失敗はしていない確信はありました。

生物では75分かからずに全問を終えることができ、余裕を持って化学に臨めました。

英語はリスニング対策をバッチリした甲斐もあってまあまあの手応え。

試験が終わったあとはスッキリした気持ちでした。

合格発表

いよいよ合格発表です。

前回は家でネットで発表を見たのですが、今回は直接本郷の会場に見に行くことに。父も一緒に。

自分はまあまあ自信があったので、比較的落ち着いていましたが、むしろ横の父のほうがソワソワ落ち着かない様子でした。

本郷に着くと発表前に長蛇の列。

段々と列が前に進むにつれてドキドキしてきました。

そして、理科二類の掲示板の前。

よし。あった。

無事に自分の番号を見つけ、後ろで不安そうな顔をしている父を振り返って「あったよ」というと、「そうか、良かったなぁ…」と一言。

掲示板の前で記念撮影するのも忘れて、二人で泣きながら赤門を出てラーメンを食べて帰りました。

今思えばいい思い出です。親孝行しなきゃなぁと、書きながら思いました。(まだ全然出来てない)

得点開示

2回目の東大入試の結果はこんな感じでした。

数学は最後までできるようにはなりませんでしたが、なんとか耐えました。

生物は目標の50点には届きませんでしたが、去年から9点伸びて約8割取れました。

一応、東大生の中でも恥ずかしくはない点数かな、と少し安心しました。

東大受験生に伝えたいこと

主に東大生物に絞って書くつもりが、なんだか合格体験記みたいになってしまいましたが、まあ良いでしょう。

僕は東大入試を2回受けましたが、やっぱり、東大は他の大学と比べても甘くないです。

生半可な、付け焼き刃の知識を東大の入試会場に持っていっても、それが使えるシーンなどほぼないし、採点する東大の先生方に簡単に看破されます。

結局は階段を一歩一歩登るように、着実に知識を積み上げていった人が受かるような試験が毎年作られています。

特に生物に関しては、隅々まで教科書を読み込むことが最も大事です。

それに加えて精神論を言うなら、

もうダメかも知れないと思っても諦めないこと。

応援してくれる家族への感謝の気持ちを持って試験会場に向かうこと。

何度も耳にする言葉だと思いますが、やっぱりそれが大事なことだからこそ多くの東大合格者が口々に言うのだと思います。

みなさんが僕の後輩として東大でお会いできるのを楽しみにしています。

最後までお付き合いありがとうございました!

追記

僕が東大に来れたのも、元はと言えばスタディサプリに出会ったことがきっかけです。

本当におすすめできるので下のリンクから飛んで見てみてください。

無料体験期間が14日間あって頑張れば14日間で一つの講座を終えることも全然できるので、とりあえず始めてみて、有料期間に移行する前にやめてしまうってのも一つの手だと思います。

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