物理選択と生物選択、結局どっちがいいの?

みなさんこんにちは。バイオロじいです。

高校1・2年生を悩ませる大きな問題として、「物理選択と生物選択、結局どっちがいいの?問題」があります。

物理選択の人が多いし、物理のほうがいいのかな…?

バイオロじい

「周りがそうしているから」という安易な理由で選択科目を決めるのはあまりおすすめせんぞ。

いままで塾で生徒を見てきた感じからいうと、東大や医学部といった難関大学を目指す生徒ほど、「周りに合わせて物理にした」とか、「物理の方が有利だと先生が言っていた」といった理由で安易に物理を選択してしまう傾向があります。

実際、僕もそういった生徒の一人でした。

僕は大学を再受験して東京大学に通っているのですが、現役のときは物理選択で、再受験のときに新たに生物を勉強し直して生物選択として受験しました。ですので、物理選択、生物選択それぞれのメリット・デメリットがあることを一応分かっているつもりです。

再受験のときに生物という科目を勉強してみて、「あ、自分って生物の方が向いてたわ」と思いました。

物理に対しても嫌いだとか、苦手だという意識はあまりありませんでしたが、明らかに生物を勉強しているときのほうがしっくり来ているというか、”夢中になれている感”があることに初めて気付きました。しかも模試などの点数も明らかに生物の方が良かったのです。

感覚的な話になってしまって申し訳ないのですが、でもこれは実際の話です。

これを読んでくれている皆さんには、出来れば自分にあった方の科目を選択してもらいたいと思っています。

結論から言うと”フィーリング”です

まず結論から言ってしまうと、選択科目は”フィーリングの合う科目”を選択したほうがいいです。

言葉を変えるなら、”モチベーションを保ちやすそうかどうか”で決めることをおすすめします。

受験というのは長丁場で、難関大学を受験する人たちは少なくとも大体1年間は受験に向けて勉強します。もっと早くスタートを切っている人では1年半、2年というのもザラです。

そんな長丁場において、勉強していて面白いと思えない科目を勉強するというのは、精神的にかなり苦しいし、点数にもあまり期待できません。

ですから、色々な状況を考慮した上で、出来る限り勉強へのモチベーションが保ちやすそうな科目を選択することをおすすめします。(物理、生物に限らず)

でも物理と生物どっちが合ってるかなんて分かんないよ…

物理も生物も勉強してないからどっちが良いかなんて決めようがない、そういう声があるのももっともだと思いますので、物理と生物の両方を勉強した僕から見た、両者の分析と、こういう人におすすめ!というのを紹介しようと思います。

あくまでも一つの意見として参考にしてください。

暗記量

よく、「物理は暗記量が少なく、生物は暗記量がかなり多い」という言葉を耳にすると思いますが、これはあながち間違いではありません。

物理は暗記すべき主な公式が限られていて、しかもそのうちの多くが問題を解いている間に自然と覚えてしまいます。

一方、生物の勉強は教科書の重要なワードや現象を覚えることがまず第一歩なので、「暗記」という作業は避けて通れません。

しかし、ここで「物理には暗記がない」とか「生物はほとんど暗記科目だ」と考えてしまうのは早計です。

例えば、物理では「解法パターンの暗記」が必要になってきます。「こういうときはこういう風に考えて、この公式を使えばいい」という解法がすぐに思い浮かぶようにするには、何度も訓練して脳に刻み込む必要があります。

また、生物では難関大学になるほど、単純な暗記ではなく、「科学的な思考力」が必要な問題の割合が増えてきます。なので、生物を単純な暗記科目だと考えてしまうのは大きな間違いです。

成績の伸び方

よく、物理の成績の伸び方は二次曲線的、生物の成績の伸び方は直線的だと言われます。これは僕の実感にも合っていて、生物は勉強した分に比例して着実に成績が伸びていきますが、一方物理は、それまで全く成績が伸びてこなかったのに、ある日急に伸びてくるということがあります。

これは、物理→数学、生物→英語と置き換えると、数学と英語の関係にあてはめることが出来ると思っています。

この違いは科目の特性から説明できます。

物理はその基礎となる「物理現象」の理解度が成績に現れ、しかもその物理現象は物理の他の分野と関係しあっているので、全体像を把握し理解するのに時間がかかるためです。

一方、生物は分野ごとに話が独立であることが多いので(重なっている部分もありますが)、一つ一つの分野を個別に理解していけば良いので勉強した効果が現れやすいのです。

成績の安定度

成績の安定度でいうと、生物>物理であることが多いと思います。

これは物理のほうが計算する機会が多いことに起因しています。これはある種仕方のないことですが、計算する機会が多いと必然的に計算ミスといったケアレスミスが発生する確率が高くなります。

しかも、小問が連続している大問のはじめの方で計算ミスをしてしまうと、芋づる式にその後の問題も間違えることになってしまい、そういった点で計算が多い科目というのはリスクがあります。

生物は、用語のど忘れなどはあるかも知れませんが、基本的にケアレスミスは起こりにくいので、実力が成績に反映されやすい科目であると言えます。

まとめ

僕個人の経験から、物理・生物それぞれに向いている人のタイプは以下のような感じです。

物理に向いている人
  • 数学が得意
  • 物事を原理に立ち返って論理的に考えることが得意
  • 計算(式変形)が正確に出来る
  • 周りの物理現象に興味が持てる
生物に向いている人
  • 覚えるのが得意
  • コツコツ勉強していける
  • 生き物に興味がある

注意してほしいのは、ここに挙げたのはほんの一例で、一番重視してほしいのは、”自分に合っている”という感覚です。

むやみに周りに流されたりするのではなく、当サイトの他の記事なども読んでみて、後悔しない選択をして下さい。

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東大の先輩である「ヨビノリ」のたくみ先生が、理科の選択について解説してくれている動画があるので、そちらも参考にしてみてください。

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